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第2回県民モニターの活動報告!!(2008/08/28)

第2回県民モニターの活動報告
(民主党愛知県第15区 森本かずよし・総支部長)

 「本当に必要なところに、農業予算(税金)が使われていないのでは。本当に農業振興に役立っているのか」
県内農業のありさまを浮き彫りにする二つの現場を視察する第2回目の県民モニタースタディーツアーは、8月24日(日)13:00から渥美半島田原市内で開催されました。
 14名の県民モニターの皆さんと伴野豊民主党県連代表はじめ民主党関係者、そして私、森本かずよし一行は、まず、燃油や飼料等の高騰により、経営コスト高に悩む渥美半島の酪農農家(乳牛)と露地栽培農家(キャベツ)を訪れ、農家の置かれている苦しい現状を聞きました。その後、農業の振興を目的に巨額の税金を投入してつくられたにもかかわらず、地元では「無用の長物」とも言われている農免農道(※下記)を見学し、意見交換を行うなど、これら二つの現場を対比することにより、今後の農業政策のあり方を検証しました。


■酪農・露地農家の訴え(抜粋)

 粗飼料(生草・サイレージ・乾草・わら類)の高騰(40%高)で経営は今危機的状況。牛乳1リットル生産するのに約100円のコストが掛かり赤字。経営難で年々廃業する酪農家が多くなっている一方で、数年前施行の『家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律』で義務付けられた糞尿処理施設への設備投資の償還がさらに経営を圧迫しており、借金が残ってやめたくてもやめられない、どうにもならなくなっている状況である。
  この地域のキャベツの出荷高は全国一であるが、出荷しないと値段がわからない状態。商品がうまく出来ると豊作となって価格が下がる。量販店への価格転化はなかなか出来ず、市場バランスに左右される。中国などの安い農作物に押されて国産消費が低迷している。
  農家は努力しているが、生産者と消費者の繋がりが希薄である。ブランド力を高めて、安心安全な顔の見える農業を作っていかないと将来は見えてこない。食料自給率を高める上でも農家が生活できる環境・政策をぜひお願いしたい。


■農免農道

※農免農道とは=農家が支払う揮発油税を免除する代わりに、その免税相当額を使ってつくられた農道。財源は一般会計の農業予算。
 田原市内には、「農家もあまり使わない。車がほとんど通っていない。」(地元の農家)という、立派なトンネルが2本も存在する。

  • あつみ大山トンネル(通称)
    5196m(トンネル1230m)、約40億円
  • 赤羽根トンネル(通称)
    2339.6m(トンネル441m)、約18億円

■モニターの皆さんの感想・意見等(抜粋)

  • 農業に従事する人にとって、意欲とやりがいを持って仕事が出来る環境づくりを整備しなければならない。
  • 食料自給率問題や、高齢化に伴う後継者問題などお金の問題だけでなく今後の抜本的な日本の農業のあり方を考える時期に来ている。
  • 農業予算の有効利用が図られていない。本当に必要なところに手が届いていない気がする。
  • 今後は農家の経営だけでなく、「農業を育てる」農政を進めなければならない。
  • 農免農道を始めて見た、実際通っている車は皆無、本当に必要なのかと感じた。
  • 視察したトンネルへの道案内がまったくない。道に迷った人しか通行しないのでは。
  • 車道と歩道の区別が無く、危険な道路だと感じた、利用しないことを前提に造られた感がある。
※農家の皆さんの訴えに共通していることは、「専業の農家が安心して次の代へ引き継げる農業政策 (考え方)、農業予算の使い方」を最も望んでいることであった。




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